「欧州原子核機構」をご存じでしょうか?またの名を「セルン(CERN)」ともいい、1954年に「平和のための科学」というミッションと共にスイスのジュネーブに発足した科学研究所です。2012年に円周27kmの大型ハドロン衝突型加速器(LHC)を用いてヒッグス(Higgs)粒子を発見した研究所として、世界的に有名になったためご存知の方も多いかもしれません。おそらく地球上でもっとも難解といっても過言ではないこの実験システムにも、実はテルトニカ・ネットワークスの製品が組み込まれているのです。
世紀の実験を可能にした「RUT955」
2012年にCERNは大型ハドロン衝突型加速器(LHC)を使って、「神の粒子」ともよばれるヒッグス粒子を発見しました。この加速器は全長27kmにおよぶトンネル構造になっており、ひかえめにいっても非常に巨大な実験装置です。全体を稼働させるには、中に組み込まれた膨大な数のデバイスひとつひとつがきちんと稼働しなければなりません。
CERNは、この巨大加速器の中をリアルタイムで監視するために「TIM」と呼ばれる、車両点検モノレールロボットを開発しました。この「TIM」が加速器のトンネル内を巡回して、装置を監視します。取得したデータをリアルタイムで担当者に送るために「TIM」に接続デバイスを搭載する必要がありました。そこで選ばれたのが、テルトニカ・ネットワークス社の4G/LTEルーター「RUT955」です。
この事例の詳細につきましては、下記メーカーサイトご覧ください。
※ メーカーサイト関連ページ
https://teltonika-networks.com/ja/use-cases/industrial-automation/the-connectivity-core-of-cernbot