クンバス社

社名

KUNBUS GmbH

本社所在地

ドイツ バーデン=ビュルテンベルク州 デンケンドルフ

主要製品

産業用ラズベリーパイ、産業用ネットワーク用ゲートウェイ、IO-Link/IO-Linkワイヤレスソリューション

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クンバス社は2008年にドイツ南西部バーデン=ビュルテンベルク州シュトゥットガルト郊外のデンケンドルフに設立された産業用通信分野に特化したメーカーです。Profibus、CANopen、DeviceNetなどのフィールドバス、Profinet、EtherNet/IP、EtherCATなどの産業用イーサネットなど標準化されたプロトコルに対応したゲートウェイ製品の設計、製造を展開しています。

2016年に市場投入された産業用ラズベリーパイのRevolutionPiシリーズは、厳しい環境にさらされるような製造現場に長期間稼働できる製品として国内でも採用が広がっており、後継製品も続々とリリースされています。

オープンソースのIIoT ゲートウェイ RevPiシリーズは、完全なRoot権限を含めたオープンプラットフォームコンセプトにより、IIoTプロジェクトを実装するユーザーに高い自由度をもたらします。


RevPiベースモジュールには、RaspberryPi Compute Module 4またはCompute Module4を搭載しており、リアルタイムパッチRaspberry Pi OSバージョンを利用できます。


MQTTやOPC UA などの一般的なIIoTプロトコルがサポートされており、マシンデータをクラウドに直接転送でき、個々のアプリケーションは、Node-RED、Python、Cでプログラムできます。

 

RevPiのモジュラー型設計により、デバイスにデジタル・アナログIOやフィールドバスゲートウェイなど拡張モジュールを追加構成できます。

 

上部にあるソケットを介してプラグアンドプレイ接続でき、GUIを使用して簡単に構成できます。

RevPi Connect ベースモジュール一覧

RevPi Connect 4RevPi Connect SRevPi Connect SE
搭載モジュールCompute Module 4Compute Module 4SCompute Module 4S
プロセッサBCM2711 4コアBCM2711 4コアBCM2711 4コア
Cortex-A72 1.5GHzCortex-A72 1.5GHzCortex-A72 1.5GHz
RAM最大8GB LPDDR41GB LPDDR41GB LPDDR4
ROM最大32GB最大32GB最大32GB
WLANYes(オプション)NoNo
HDMI1x Micro 2.0a(4K)1x Micro 2.0a(4K)1x Micro 2.0a(4K)
Ethernet2x RJ45 Gbps2x RJ45 10/100Mbps2x RJ45 10/100Mbps
USB2x USB 3.2 Gen 12x USB2.02x USB2.0
Micro USB1(イメージ転送用)1(イメージ転送用)1(イメージ転送用)
RS4851xネジ式4極端子1xネジ式4極端子1xネジ式4極端子
IO1x ネジ式4極端子1x ネジ式4極端子1x ネジ式4極端子
PiBridge211
ConBridge011
ゲートウェイ互換性NoYesNo
LED6x マルチカラーLED6x マルチカラーLED6x マルチカラーLED
RTCCR2032ボタンセル電気二重層コンデンサ電気二重層コンデンサ
ハードウェアウォッチドッグYesYesYes
TPMYesNoNo
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RevPi Core ベースモジュール一覧

RevPi Core SRevPi Core SE
搭載モジュールCompute Module 4SCompute Module 4S
プロセッサBCM2711 4コアBCM2711 4コア
Cortex-A72 1.5GHzCortex-A72 1.5GHz
RAM1GB LPDDR41GB LPDDR4
ROM最大32GB最大32GB
WLANNoNo
HDMI1x Micro 2.0a(4K)1x Micro 2.0a(4K)
Ethernet2x RJ45 10/100Mbps2x RJ45 10/100Mbps
USB2x USB2.02x USB2.0
Micro USB1(イメージ転送用)1(イメージ転送用)
PiBridge22
ゲートウェイ互換性YesYes
LED3xバイカラーLED3xバイカラーLED
RTC電気二重層コンデンサ電気二重層コンデンサ
ハードウェアウォッチドッグYesYes
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RevPi Compact

RevPi Compactは、Raspberry Piをベースにしたオープンソースのコンパクトコントローラーです。Raspberry Pi Compute Module 3+を搭載した、1.2 GHz のクアッドコアプロセッサー、1GB RAM、8GB eMMCフラッシュメモリを備えています。


オープンソースのIIoT ゲートウェイ RevPiシリーズは、完全なRoot権限を含めたオープンプラットフォームコンセプトにより、IIoTプロジェクトを実装するユーザーに高い自由度をもたらします。


センサーとアクチュエーターを接続するために、RevPi Compact には8つのデジタル入力とアナログ入力、8つのデジタル出力と2つのアナログ出力が装備されており、2つのEthernetインターフェイス(それぞれに独自の MAC アドレス)により、デバイスを2つの異なるネットワークに同時に統合できます。ネジ端子付き4 極RS485インターフェイスも具備し対応センサーをつなぎこむこともできます。


薄型設計のため、このデバイスは、ビルオートメーションでよく見られるサブ配電システムにも取付け可能です。
使用されるOSは、リアルタイムパッチを備えたRaspberryPi OSで、個々のアプリケーションは、Node-RED、Python、直接Cでプログラムできます。

 

一般的な産業用プロトコル Modbus RTU と Modbus TCP は標準でサポートされており、プログラムレスオプションとして、PLCやSCADAのソフトウェアも使用できます。

RevPi Compact
搭載モジュールCompute Module 3+
プロセッサBCM2837B0 4コア
Cortex-A53 1.2GHz
RAM1GB LPDDR4
ROM8GB
EEPROM2KB
HDMI1 (2K)
Ethernet2x RJ45 10/100Mbps
USB4x USB type A
Micro USB1(イメージ転送用)
RS4851xネジ式4極端子
IO8x Digital Input, 8x Digital Output
8x Analog Input, 2x Analog Output
保護等級IP20
電源24V DC(10.8~28.8V DC)
ハウジング形状DINレール対応 EN50022
動作温度-20℃~55℃
保管温度-40℃~85℃
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RevPiゲート

今日のオートメーション技術では、さまざまなバス技術が使用されています。Revolution Piシステムを既存の産業用ネットワークにシームレスに統合できるように、最も一般的なバスプロトコルに対応したRevPi Gateと名付けゲートウェイを開発・製造しています。


これらのゲートウェイは、他拡張モジュールと同様に、機器上部に取り付けたコネクタを介しベースモジュールと接続できます。


RevPiゲートウェイシリーズは、すべてのRevPiベースモジュールと互換性をもった製品企画ではありませんので、ご注意ください。


RevPi Coreバージョンではゲートウェイモジュールを最大2つ接続可能でRevPi Connect バージョンでは1つまでとなります。

 

RevPi Gate PROFINETRevPi Gate EtherNet/IPRevPi Gate EtherCAT
プロトコルProfinet IRTEtherNet/IPEtherCAT
バージョンスレーブスレーブスレーブ
バスコネクタ2x RJ452x RJ452x RJ45
最大ボーレート100Mbps100Mbps100Mbps
I/Oデータ512byte In/Out480byte In/Out512byte In/Out
認定情報CE/ULCE/ULCE/UL
互換性RevPi Connect SRevPi Connect SRevPi Connect S
RevPi Core SRevPi Core SRevPi Core S
RevPi Core 3+RevPi Core 3+RevPi Core 3+
SKUPR100074PR100066PR100073
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RevPi 拡張モジュール

デジタルI/O

RevolutionPiを産業用制御ユニットとして利用する場合、ラインナップされ各種I/Oモジュールをベースモジュールに接続してお使い頂けます。

3つのI/Oモジュールバージョンがあり、28ピンのI/Oコネクタを搭載(14ピンの2列のコネクタ–、最大1.5mm²の撚線フックアップワイヤ接続、スプリングクランプコンタクト付きの2×14ピンソケットコネクタを同梱)、14個のデジタル入力と14個のデジタル出力を備えた標準モデルに16個のデジタル入力または16個のデジタル出力のいずれかのみを備えた2つの派生モデルがあります。


すべてのモデルに共通して、PiBridgeロジック回路と入力出力間にそれぞれガルバニック絶縁(600Vrms)しており、EN61131-2要件に準拠、ノイズの干渉から保護されています。


-40℃~55℃の周囲温度、非結露93%の湿度で動作します。すべてUL認証取得済みの製品となります。

RevPi DIORevPi DIRevPi DO
PR100197PR100195PR100196
14x デジタル入力16x デジタル入力0x デジタル出力
14x デジタル出力0x デジタル出力16x デジタル出力
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アナログI/O

クンバス社のRevolution Piは、Raspberry Piをベースにした、オープンソースのモジュールデザインの産業用PCです。

周辺機器との接続で機能拡張できる3タイプのデジタルI/O拡張モジュールに加え、アナログI/O拡張モジュールもラインナップしています。

 

RevPi AIOを使用することにより、4chアナログ入力、2chアナログ出力、2chRTD入力を拡張いただけます。すべてのI/Oモジュールと同様に、RevPi AIOは前面に28ピンI/Oコネクタを備え、入力出力、およびRTDチャネルは論理回路と電気的に絶縁されています。

 

RevPi AIOは、EN 61131-2要件に従いノイズ干渉から保護されており、-30°Cから55°Cの周囲温度でも動作するUL認定取得済み拡張モジュールです。

RevPi AIO
PR100250
アナログ入力
入力電圧範囲入力電流範囲
0~5V4~20mA
0~10V0~20mA
+/-5V0~24mA
+/-10V+/-25mA
アナログ出力
出力電圧範囲出力電流範囲
0~5V4~20mA
0~10V0~20mA
+/-5V0~24mA
+/-10V
0~5.5V
0~11V
+/-5.5V
+/-11V
RTDチャネル
2xRTD入力チャンネル
*Pt100/Pt1000プローブ一般的なRTDを使用し、
-165°Cから+600 °C まで、0.5°C単位で高精度に測定
詳しくはお問い合わせください。
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アナログ&デジタルI/O

RevPiベースモジュール専用のアナログ&デジタル I/O 拡張モジュール(デジタル入力/出力とアナログ入力/出力)を備えたRevPi MIOは、8xアナログ入力、8xアナログ出力、4xデジタルチャネルをRevolution Piシステムに追加できます。


デジタルチャネルは、ソフトウェアを介して入出力を構成できます。その他I/Oモジュールと同様に、RevPi MIOはEN 61131-2規格に準拠し、電波干渉から保護されており、-20 °C~+55 °C の周囲温度で動作します。

RevPi MIO
PR100323
8xアナログ入力
8x アナログ出力
4x デジタル入出力
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