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SWM281


 工場や設備監視、IoTシステムなどでネットワークを構築するとき、接続する機器が増えてくると課題になるのが、ポート数、通信帯域、光ファイバーへの対応、そしてネットワーク管理です。

 こうした比較的大規模なネットワーク環境で注目したいのが、Teltonika Networksの「SWM281」です。

 SWM281は、24基のギガビットイーサネットポートと4基の専用SFPポートを搭載したマネージドスイッチ。L2をベースにL3機能も備え、さらにPROFINET、MRP、EtherNet/IPといった産業用途を意識したプロトコルにも対応しています。

 今回は、このSWM281の特長と、どのようなシーンで活用できるのかを見ていきます。


SWM281とは?

 SWM281は、複雑なネットワーク環境向けに設計された、L3機能付きL2マネージドスイッチです。メーカーでは、エンタープライズ用途向けの24ポートスイッチとして位置づけています。

 大きなポイントは、次の4つです。

  • ギガビットイーサネットポート × 24
  • 専用SFPポート × 4
  • L2+L3機能
  • PROFINET / MRP / EtherNet/IP対応

 さらに、Teltonika Networksのリモート管理プラットフォームRMS(Remote Management System)の「RMS Management」ライセンスが2年間標準搭載されています。

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RMS

 つまり、単純にLAN機器を多数接続するためのスイッチというよりも、多数の機器を接続しながら、ネットワークをきちんと管理・制御したい環境を想定した製品といえます。


特長1|24ポートのギガビットイーサネット

 SWM281には、24基のギガビットイーサネットポートが搭載されています。

 IoTゲートウェイや産業用PC、PLCなど、接続したいイーサネット機器が多い環境では、ポート数に余裕があることは大きなメリットです。

 特に、

「小規模なスイッチを何台も増設するより、ネットワークを集約したい」

 という構成を考えている場合、24ポートという規模が選択肢になってきます。


特長2|4基のSFPポートで光ファイバー接続にも対応

 もうひとつ注目したいのが、4基の専用SFPポートです。Teltonika Networksは、24基のギガビットイーサネットと4基のSFPによる構成を「ハイブリッド接続」として紹介しており、高密度・長距離接続を想定しています。

 光ファイバーを利用できるため、たとえば離れた設備や建屋間などを含むネットワーク構成を検討する際にも活用しやすくなります。

 「24ポートある」だけでなく「SFPを4ポート別に確保している」ところが、SWM281を見るうえでのポイントです。


特長3|L2+L3機能によるネットワーク管理

 SWM281は単純なアンマネージドスイッチではありません。

 Teltonika Networksは本製品をL3機能付きL2マネージドスイッチとしており、L2にL3機能を加えることによってネットワークの管理・制御を強化しています。

 そのため、

「機器をLANケーブルでつないで通信できればいい」

 という用途よりも、

「多数の機器が存在するネットワークを管理したい」

 という環境に適した製品です。


特長4|PROFINETなど産業用プロトコルに対応

 産業用途で特に注目したいのがプロトコル対応です。

 SWM281は、PROFINET、MRP、EtherNet/IPに対応しています。メーカーも、さまざまな産業環境への対応をSWM281の特長として挙げています。

 一般的なオフィスLANだけではなく、工場の自動化設備などへの組み込みを意識した仕様になっていることが分かります。

 FA・OT領域でネットワーク機器を選ぶ場合には、単純なイーサネットポート数だけでは判断できません。

 既存設備との接続方法や使用している産業用プロトコルまで含めて検討する必要があるため、この対応範囲はSWM281を選定する際の重要なチェックポイントになるでしょう。


特長5|RMSによるリモート管理にも対応

 Teltonika Networks製品の特長のひとつが、同社のRMS(Remote Management System)との連携です。

 SWM281では「RMS Management」ライセンスが2年間標準搭載されています。

 ネットワーク機器が1台だけなら現地で管理する方法でも対応できますが、導入拠点や管理対象機器が増えるほど、リモート管理の価値は大きくなります。

 特に複数拠点へTeltonika Networks製品を展開していく場合には、スイッチ単体の機能だけでなくRMSを含めた運用方法まで検討してみるとよいでしょう。


SWM281はどんな用途に向いている?

 ここまでの仕様を踏まえると、SWM281は特に次のような環境で検討しやすい製品です。

🏭 工場・FAネットワーク

 PROFINETやEtherNet/IPなどに対応しているため、産業オートメーション環境への組み込みを検討できます。

🏢 多数のネットワーク機器を集約したい環境

 24基のギガビットイーサネットポートを備えているため、多数のEthernet機器を1台のスイッチへ集約したい場合に適しています。

🔌 光ファイバーを組み合わせるネットワーク

 4基の専用SFPポートを利用できるため、Ethernetと光ファイバーを組み合わせたネットワーク構成を検討できます。

🌐 遠隔管理を必要とする拠点

 RMSに対応しているため、複数拠点など、ネットワーク機器をリモートから管理したい環境とも相性の良い構成です。


「ポート数」だけではない24ポートスイッチ

 SWM281で興味深いのは、単に24ポートに増やした大型スイッチではないことです。

24 × ギガビットイーサネット
+
4 × SFP
+
L2 / L3機能
+
産業用プロトコル
+
RMSによるリモート管理

 をひとつの製品にまとめています。

 そのため、小規模IoT環境から一歩進んで、より多くのEthernet機器を集約する産業ネットワークを構築したい場合に検討価値のある製品です。

 特に「接続台数が増えて小型スイッチでは足りなくなってきた」「光ファイバーも組み合わせたい」「産業用ネットワークもまとめて管理したい」といったケースでは、SWM281の特長が生かしやすいでしょう。


製品情報

製品名:SWM281
メーカー:Teltonika Networks

 製品の詳細仕様、対応機能、最新ファームウェアや各種資料については、メーカー公式情報をご確認ください。

👉 Teltonika Networks「SWM281」製品ページ

 メーカーのWikiでは、ファームウェア情報、使用シナリオ、変更履歴、認証書、初期設定ガイドなども案内されています。