
SNYPER-5G Graphyte (JP) 5G/NR信号アナライザー&セルラーロガー

5GやLTEを利用したIoT・M2M機器を設置するとき、重要になるのが「その場所で、どの通信事業者の電波を安定して利用できるのか」という確認です。
設置時の一度だけの測定では、時間帯による変化や一時的な通信状態の悪化を把握できないこともあります。
SNYPER-5G Graphyte (JP) は、5G/NRをはじめ、4G/LTE、LTE Cat-M、NB-IoT、2G/GSMのネットワーク測定とログ記録に対応したポータブルなネットワーク信号アナライザーです。
固定した場所で継続的に測定し、その結果を自動保存できるため、数時間、数日、数週間という時間軸でセルラーネットワークの状態を確認できます。
SNYPER-5G Graphyte (JP) とは?

SNYPER-5G Graphyte (JP) は、多言語対応のポータブルなネットワーク信号アナライザー兼セルラー信号ロガーです。
以下のネットワークの測定・ログ記録に対応しています。
- 5G / NR
- 4G / LTE
- LTE Cat-M
- NB-IoT
- 2G / GSM
4種類の測定モードを搭載し、5G、4G、Cat-M、NB-IoT、GSMの全周波数を調べる「FULL」測定のほか、特定の通信技術に絞った測定も可能です。
特長① スポット測定ではなく「継続的」に電波環境を調査
大きな特長が、固定した場所での連続測定とログ保存です。
多数の調査結果を保存でき、結果をPCへダウンロードしてHTMLグラフ形式で表示できます。


これにより、一度だけのスポット調査では発見しにくい、不安定な基地局や断続的なセルラーサービスの状況を確認できます。
HTMLのサマリーグラフに加え、対応するCSVファイルでも結果を確認できます。

こんな場合に便利です
たとえばIoT機器の設置予定地点で、
「昼間は問題ないけれど、夕方になると通信状態が変わる」
といった現象が疑われる場合、瞬間的な測定だけでは状態変化を十分につかめない可能性があります。
そこで継続的にログを取得することで、時間経過を含めたネットワーク環境の確認がしやすくなります。
※上記は製品機能を踏まえた活用例です。
特長② 5G SA / NSAの調査に対応
5GネットワークにはSA(Standalone)とNSA(Non-Standalone)があります。
SNYPER-5G Graphyte は、5G SAセルを5G SIMカードなしで検出可能です。
一方、5G NSAセルを解析する場合には有効な5G SIMカードが必要です。NSAの場合、端末にはSIMカードが接続するネットワークの5G NSAセルが表示されます。
5G環境を調査する場合には、このSAとNSAにおける測定条件の違いを押さえておくことが重要です。
特長③ LiveSCANでリアルタイムに信号を確認
SNYPER-5G Graphyte (JP) には、Siretta のLiveSCAN機能も搭載されています。
調査後に基地局信号を選択してLiveSCANログセッションを実行でき、取得したデータは後からCSV形式で記録・分析できます。
メーカーサイトでは、LiveSCANによって「ホットスポット」を特定し、アンテナ調整を支援する用途も紹介されています。
特長④ CSV・HTMLで結果を確認
測定するだけでなく、取得したデータを後から分析できることもポイントです。
結果は、
- CSV形式
- グラフィカルなHTML形式
でレポートでき、HTMLレポートはPDFへの印刷にも対応しています。
現場での測定結果をPCで持ち帰り、詳細を確認するといった使い方ができます。
こんな用途に
メーカーサイトで紹介されている機能を踏まえると、特に次のようなセルラー通信環境の調査に利用できます。
📡 IoT・M2M機器の設置前調査
5G/LTE/Cat-M/NB-IoTなどを利用する機器を設置する前に、現地のセルラーネットワークを測定。
🏢 通信事業者(MNO)の比較
調査ログから、設置場所に適した信頼性の高いモバイルネットワークオペレーターを検討。
📈 長期間のネットワーク状態確認
数時間だけではなく、数日・数週間にわたりネットワークパフォーマンスを確認。
📶 アンテナ設置・調整
LiveSCANを使って信号を確認し、アンテナ調整を支援。
これらは、特に「IoT機器を設置する前に、通信環境をきちんと確認しておきたい」ケースと相性の良い使い方です。
主なポイント
✅ 5G / NR対応
✅ 4G / LTE対応
✅ LTE Cat-M対応
✅ NB-IoT対応
✅ 2G / GSM対応
✅ 連続ロギング
✅ 測定結果の自動保存
✅ LiveSCAN対応
✅ CSVレポート
✅ HTMLグラフレポート
✅ 多言語対応
✅ USB-Cコネクター
✅ TFTディスプレイ

まとめ
セルラー通信を使ったシステムでは、「電波が入るか」だけでなく、「その状態が継続的に安定しているか」を確認することが重要です。
SNYPER-5G Graphyte (JP) は、5G/NRからLTE、Cat-M、NB-IoTなど複数の通信方式を対象に、スポット測定だけでは把握しにくい時間経過によるネットワーク状態をログとして確認できる点が特長です。
IoT・M2M機器の設置前調査、通信事業者の比較、アンテナ設置位置の検討など、セルラー通信環境を事前に確認したい現場で活用できます。
